NewsLetter 第90号 2002年5月発行
日本女性学会NewsLetter (*会員に送付しているペーパー版の「学会ニュース」とは内容が一部異なります) 女性学会ニュース第90号[PDF] 2002年5月発行 学会ニュース 日本女性学会 第90号 2002年5月 2002年 日本女性学会大会 日 時:2002年6月8日(土)・9日(日) 会 場:エル・パーク仙台 〒980-8555 仙台市青葉区一番町4丁目11番1号 tel:022-268-8300 fax:022-268-8304 共 催:財団法人せんだい男女共同参画財団 — プ ロ グ ラ ム — 第1日 13:00〜15:00 個人研究発表 15:15〜17:15 ワークショップ 17:20〜18:30 総会 19:00〜21:00 懇親会 第2日 9:30〜 受付開始 10:00〜13:00 シンポジウム:「ポルノグラフィーの言説をめぐって−男とポルノ−」 2002年大会シンポジウム ポルノグラフィーの言説をめぐって —男とポルノ— コーディネーター 江原由美子 東京都立大学人文学部教員 船橋 邦子 女性学がポルノグラフィーを分析するための理論枠組みを再構築するために男性学あるいは男性研究の観点からポルノを論じる。 女性学がポルノを論じるために、幾重にも重なり入れ子状態になっているポルノをめぐる言説を再構成しなければならない時期に来ている。 ポルノを性差別、正確には女性差別の一形態として女性学は論じてきた。その論述のための装置として、男—女、見る—見られる、買う—買われる、消費する—消費される、抑圧—被抑圧 等々の二元論も長らく支配的な場所にあった。 しかし事態がそれほど単純なものでない事は、実は大分前から分かっていただろう。 ポルノは男のものだという言い方も、男性がポルノを好み女性はポルノを嫌悪するというようなとらえ方も必ずしもリアルではない。男がポルノと関わる関わり方に限っても一様ではないし、写真や映像、コミックも含めてポルノ製作に関わるのは男に限らない。そしてそれらを消費するのも男に限らない。フェミニズムがポルノを性差別の一形態として批判の対象に据えたとたんに、これらの諸々の側面は不可視化されてしまうことにもなった。 そしてポルノ批判をよそに、ポルノは表の経済に出ない部分をも含めてそれ自身が大きな市場を形成して一大産業であり続けている。それ
